ストーリー | 17 2 月 2021
資金不足などにより、イエメンの何百万もの人々が飢餓の危機に立たされています。
国連WFPは、国連機関の最大の緊急事態であるイエメンの人々の食料配給の削減について警告しています。
1月14日(木)に国連安全保障理事会で演説した国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は、現在、1,600万人の人々が飢餓状態に陥る危険性があると述べました。
「2月1日から資金が不足しているため、配給量を25%に削減する必要がある」とビーズリー事務局長は述べ、最も危険にさらされている500万人の人々が、すでに同国で5万人が直面している「飢きん状態」に陥ることを警告しました。
2015年に現在の紛争が始まって以来、25万人近くの人々がこの国で命を落としています。
「飢きんを回避するためだけに約8億6000万米ドルが必要です」とビーズリー事務局長は訴えます。