ストーリー | 05 12 月 2017
28万6,000人のカンボジアの子どもたちにとって、朝食は一日の中で一番重要な食事です。1999年から国連WFPは子どもたちが登校し、授業や遊びに集中できるようにするために栄養価の高い食事を提供してきました。2015年に始まり、広がりを見せる地産地消の学校給食支援。食材の調達や運搬などに関する地域の人々との協力体制をご紹介します。
毎朝、シェムリアップ郊外の小学校に児童が登校してくる1時間以上前から調理員たちは働いています。冷蔵庫はなく小さなコンロだけで、調理員たちは新鮮な地元産食材を使った栄養満点の給食を平均150人分作っています。科学技術ではなく工夫によって、子どもたちの学校給食は提供できているのです。