ニュースリリース | 09 6 月 2009
ローマ発 WFPは、アフリカの角と呼ばれる地域(エチオピア、ケニア、ソマリア、ウガンダの一部、ジプチ)が再び危機的な状況に陥っていると警告した。この地域では、長期間続いている干ばつ、雨不足、紛争、現在も途上国で高止まりしている食糧価格の影響などにより、飢餓状況が悪化している。 WFPのアフリカの角地域への特使、ラミロ・ロペス・ダ・シルバは、「非常に深刻な危機が日に日に近づいています。アフリカの角地域の状況は改善されるどころか、悪化しています。最も弱い立場へ置かれている人々を救済するために、私たちはあらゆる手段を尽くす必要があります」と、警告する。 WFPは同地域で1,700万人を対象に食糧支援を展開しているが、その活動資金は不足している。