ニュースリリース | 12 4 月 2015
もともと1千万人以上が食糧不足に苦しむイエメンでは、紛争により食糧と燃料が不足し、さらに多くの世帯が飢餓に陥る恐れがあります。危険な状態が続く中、国連WFPと連携団体は、マズラクキャンプの国内避難民とカラズ難民キャンプにて、計3万人近くに食糧支援を行いました。3月に武力衝突が激化するまでは、国連WFPは避難民や難民、貧しい農村地域の家庭などに対して食糧支援を行っていました。また、栄養不良の子どもや妊婦・授乳中の母親へは栄養支援を行っていました。食糧の入手が困難になる中、これらの層は最も大きな打撃を受けています。国連WFPは、支援を必要としている人々に支援を届けることができるように、状況を見守りつつ対応を続けていきます。皆様の温かいご協力をお願いいたします。