ニュースリリース | 27 10 月 2015
ジュバ発―国連WFP、ユニセフ(国連児童基金)と、FAO(国連食糧農業機関)の3機関は、南スーダン全土で390万人が深刻な食糧難に直面していると発表しました。最新の「総合的食料安全保障レベル分類」(Integrated Food Security Phase Classification, 略称IPC)の報告によると、ユニティ州では少なくとも3万人が極限状態に置かれ、餓死の危機に瀕しています。3機関は紛争当事者に対し、人道支援を行えるよう、即刻かつ無制限のユニティ州へのアクセスを許可するよう求めています。これほど深刻な状態に陥ったのは、約2年前に紛争が始まって以来、初めてのことです。国連WFP南スーダン事務所長のジョイス・ルマは「通常なら今は収穫を迎え食糧事情がよくなる時期なのですが、ユニティ州南部などは非常に深刻な状況にあります。