ニュースリリース | 30 3 月 2022 国連WFP、紛争下のウクライナで100万人に命を救う食料支援を実施 国連WFPは大規模な活動の拡大を実施し、ハルキウ(ハリコフ)の家庭に33万個の焼きたてのパンを、リヴィウの避難民に現金支援を、そして国内各地で調理せずに食べられる食料を提供しました。国連WFPの緊急食料支援は、2回の機関間人道支援輸送隊を通じて紛争地域のスーミとハルキウ(ハリコフ)にも届けられました。不安定な治安情勢で、現地でパートナーを見つけるのが難しく、避難のために移動中の人びとにサービスを提供するという課題にもかかわらず、こうした成果を上げることができました。 「ほんの1カ月前、私たちは現地に存在していませんでした。スタッフも、サプライヤーやパートナーのネットワークもありませんでした。活動を一から立ち上げ、100万人に食料を届けることは、途方もない挑戦に思えました」と、国連WFPのウクライナ危機担当緊急調整官ヤコブ・ケルンは述べています。
リスト Inspector General's Annual Report A list of the Inspector General's Annual Reports by the UN World Food Programme (WFP), filtered by year.
ストーリー | 25 5 月 2022 アフリカ・デー:ブルンジで気候変動に見舞われた家族を支援する国連WFP 20年前、ジャン・ンカラミヒゴさんとフランシーヌ・カンヤナさんは、自分たちの農場を持ち、家族を養うための土地を求め、ブルンジのキルンドにあるヴンビという自治体に移住してきました。 その当時、この地域では農業が主な収入源であり、夫妻は簡単に生活ができると考えていました。しかし20年後、生活は彼らの期待とはまったく違うものとなりました。計画が狂った理由、それは、アフリカ大陸に共通する気候変動です。 キルンドで最も弱い立場に置かれた他の家族と同様に、ジャンさんとフランシーヌさんとその12人の子どもたちは、人道支援と賃金労働に頼って生きており、時には1日に1食しか食べられないこともあります。この夫婦は、2022年4月に国連WFPが基本的な食料需要を満たすために支援した、4万人の最も弱い立場に置かれた人びとの中の一人です。
ストーリー | 02 2 月 2023 フィリピン:コロナ後の学校に子どもたちを呼び戻す、ファーム・トゥ・スクールの給食 学校のある日になると、ビサン小学校の前には100人の子どもたちが集まり、近くにある材料で作った2つの小屋と地元自治体から借りたコンクリートの建物からなる、3つの不釣り合いな構造の教室に駆け込みます。 「素敵というほどではないですけど、何もないよりはましですね」こう語るのは、ここタリサワの山岳地帯にあるバランガイ(村)の教師、メアリー・ジーン・ディガンさんです。この地域のもう一つの学校は数時間の距離にあるため、地域社会は教室を建設するために資金を出し合いました。「私たちが何とかしなければならなかったのです」と彼女は言います。 しかし、子供たちのにぎやかな足音が聞こえる日もありますが、そうでない日もありました。 「子どもたちは頭を下げたまま授業を受けていました。」メアリー・ジーン先生は話します。
ニュースリリース | 15 4 月 2022 国連WFP、ウクライナの包囲された都市へのアクセスを要請 「すべての当事者に包囲された都市にいる人びとに到達するため必要なアクセスを提供することを求めています」と国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は述べました。「戦争による破壊によって人びとが苦しんでいることと、飢餓で死に追いやられることは同じではありません。」 ウクライナ南部のマリウポリでは最後の食料や水の備蓄が底をついているとみられます。2週間以上前に包囲されてから人道支援は届けられていません。西部では、戦闘によってムィコラーイウへアクセスすることができていません。国連WFPは東部のいくつかの都市に関しても同様の懸念を抱いています。 国連WFPはこれまでウクライナで140万人に支援を届けました。今月末までに230万人への拡大を目指しています。
ストーリー | 20 5 月 2022 ウクライナでの戦争:世界的飢餓が懸念される中、国連WFPは黒海の港の開放を要請 WFP国連世界食料計画(国連WFP)は黒海沿岸のウクライナの港の閉鎖が食料供給と世界の何百万人もの人びとの命を脅かしていることから、「政治的な解決」を求めました。 政治的な解決なしには、継続中のウクライナでの戦争によってもたらされた世界的な食料安全保障への脅威は「飢きん、各国の不安定化、そして、必然的な大量の避難民の発生」につながるとデイビッド・ビーズリー事務局長は述べました。 5月19日の国連安全保障理事会での討論で、事務局長は、餓死に近づいている世界の2億7600万人を救うため、ただちに行動を起こすよう世界の指導者に求めました。 「オデーサ地域の港を再開できなければ、それは世界の食料安全保障に対する戦争を宣言することになります」とビーズリー事務局長は述べ、「飢きんと不安定化、世界での大規模な人びとの移動をもたらします」と続けました。
リスト ニュースリリース A list of the latest news releases by the UN World Food Programme (WFP), filtered by topic, country and year.
テーマ別ページ 食料システム Failures in food systems fuel hunger and limit livelihoods. Through “systemic food assistance” WFP can help address these issues.
ストーリー | 15 12 月 2023 今年のレビュー:見逃したかもしれない2023年の国連WFPのストーリーズ 国連WFPにとって、2023年は、慢性的かつ歴史的な資金不足とニーズの高まりの中、前例のない支援削減の年として語り継がれるだろう。 2024年を目前にして、国連WFPが活動している78カ国で3.33億人(英語のサイトへジャンプします)以上が深刻な飢えに苦しんでいます。彼らは、次の食事をどこで手にできるかわかりません。 国連WFPのウェブサイトでは、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、ハイチなどの国の人びとが直面している問題について、レポートを掲載しています。国連WFPのストーリーズやインタビューを通じて、緊急時の支援活動だけでなく、強い地域社会構築の取り組みによって長期的な食料安全保障を手にする力を人びとが得ていること、そしてそれが飢餓から救い、命を救っていることをお伝えしたいと思います。以下は、あなたが見逃したかもしれない国連WFPのストーリーズです。
ストーリー | 22 11 月 2023 爆撃と飢餓がガザを襲う中、国連WFPとパートナーは支援を強化 国連WFPパレスチナ事務所のサーメル・アブドルジャーベル代表は、エルサレムにある事務所の廊下を行き来しています。携帯電話を握りしめ、冷静な声で、アブドルジャーベル代表は1万1000人以上が死亡し、大量の避難民、広範な食料不足、そして飢餓のリスクさえ引き起こしている、6週間に及ぶ戦争が続くガザ地区への人道的アクセスを交渉しています。 この紛争は、想像を絶する人道的大惨事を引き起こしました。 絶え間ない砲撃と深刻な燃料とガス不足は、ガザ地区の生命線を遮断させ、あらゆる人道支援活動を妨げています。危機が始まって以来、国連WFPが提供できる食料支援のわずか10%しか届いていません。 「困難な状況にありますが、すべての人に手を差し伸べなければなりません。