ニュースリリース | 08 9 月 2009
WFP 国連世界食糧計画は、40年以上にわたり、天候に振り回される人々を支援してきた。 彼らにとっては、自然とはかたや友になり、かたや敵にもなる存在だ。 適量の雨が降れば、豊作となり、十分な食糧を収穫することができる。しかし、雨が降りすぎたり、あるいはほとんど降らなかったりすると、災害が猛威を振るう。 ローマ発――世界では多くの人々が天候に大きく左右される生活を営んできたが、ここ数十年間で加速している気候変動により、さらなる貧困と飢えに陥っている。 WFPは、自然災害にいち早く対応する国連機関だ。1990年代の半ば以降、自然災害の発生件数は倍増し、それに伴いWFPが出動する機会も増えた。そして私たちは支援現場で、気候変動の猛威にさらされた人たちを目のあたりにすることになった。 WFPは緊急食糧支援のみならず、災害への備えや適応策も促進している。