ニュースリリース | 10 7 月 2006
エルサレム − WFP 国連世界食糧計画は、パレスチナ西岸にいる30万人の脆弱者支援のために、日本政府が拠出した小麦粉2,000トンの配給を完了しつつある。 7月15日の最後の配給では、パレスチナ自治政府への資金提供が遮断された結果、困難な状況に陥っている最も脆弱な人々、特に、子供、身体障害者、年配者など1万6千人も追加対象者としている。 食糧配給を受けている人々は、もはや生活必需品を購入するお金すらなく、自分たちの財産売却など最後の手段に頼らなければならなくなっているのです」と、WFPパレスチナ自治区事務所長のアーノルド・バーケンは言う。 今回の小麦粉は、パレスチナ西岸とガザ地区で生活する40万人以上のパレスチナ人を支援するために、日本から拠出された1,400万米ドルで購入されたものの一部である。