ストーリー | 17 1 月 2017
国連WFPは、首都ナイロビの貧困地区で、温かい学校給食を約82,000人の児童に提供しています。貧しい家庭のセーフティーネットとして、また、子どもが学校に通い続け、さらに進学できる環境をつくり、人々の未来や、地域経済の発展に大きな影響を与える学校給食。教員や保護者、児童に話を聞きました。
ナイロビの非常に貧しいキベラ地区の中心にあるウッドリー・ナザレン小学校。教会によって運営されているこの小学校は、トタンで作られた簡素な家が連なるサラン・オンベ地区の中ではひと際目立ちます。他の建物と同じ木とトタンで校舎は作られていますが、 地区の中では数少ない2階建て以上の建物なのです。校舎を縦に伸ばすことで、この小学校では450人近い児童が通えるようにしています。 ウッドリー・ナザレン小学校に通うスタンリー・オヒアンボ君は、「給食があるから学校で勉強を続けることができます。