ストーリー | 14 4 月 2021
20カ国で3400万人もの人々が飢饉の危機に瀕しており、多くの人の命が失われるのを防ぐためには、早急な対策が必要です。イエメンと南スーダンでは、すでに15万5,000人が飢饉または飢饉に近い状態に陥っており、紛争や情勢不安、それに伴う避難生活によって、人々は飢餓の危険にさらされています。
悲惨なことに、資源が不足しているため、国連WFPは、先週の南スーダンのように、必要に応じて食料を再配分しなければなりません。「空腹の人から奪って飢え死にしそうな人に与えるというのは非常に苦しい決断ですが、これが現実なのです」と南スーダン事務所代表のマシュー・ホリングワースは言います。
国連WFPは、2021年に飢饉を回避し、最も危険な状態にある少なくとも3,000万人の緊急の所食料・栄養ニーズを満たすために、55億米ドルを必要としています。