ストーリー | 20 7 月 2023
新たに発表された2022年の国連の統計によると、世界中で7億3,400万人が飢餓の状態にあり、これは2019年よりも1億2,200万人多いとされています。
国連食糧農業機関やWFP国連世界食糧計画(国連WFP)などの機関が先週発表した「世界の食料安全保障と栄養の現状」(SOFI)報告書によると、昨年、世界人口の29.6%、約24億人が食料へのアクセスが制限されたと推定されています。
この数字の中には、悪化し複雑化する紛争のさなか、深刻な食料不安に直面している約9億人が含まれます。
「スーダン(での紛争)は最悪のタイミングで発生しており、残念ながら地域的な影響を及ぼす可能性があります。」こう語るのは、マイケル・ダンフォード国連WFP東アフリカ地域事務所代表です。「チャド、南スーダン、エチオピア、エジプトでは、すでにかなりの人口移動が起きています。