マダガスカル :国連WFPはサイクロン「バチライ」の被害に対し、緊急支援を実施
ストーリー | 2022 年 2 月 6 日
緊急支援
世界で最も災害に弱い10カ国のひとつであり、アフリカで最もサイクロンの被害を受けやすい国であるマダガスカルは、緊急レベルの危機に直面しています。4年連続の干ばつにより、南部に住む人びとは自力で食料を確保することができない状態に陥っています。人びとは、バッタや生の赤いサボテンの実、野生の葉を食べるなど、必死の生存手段に追い込まれています。
マダガスカル南部では、少なくとも147万人が緊急食料・栄養支援を必要としています。
国連WFPは、マダガスカル国民の食料安全保障を確保するため、政府と緊密に協力しています。国連WFPは、マダガスカル南部の100万人に命を救う食料を届けるために対応を拡大することを目指しており、そのためには5630万米ドルが緊急に必要です。