ストーリー | 06 3 月 2014 国連WFPの給食支援で育ったニムドマさん、南米最高峰アコンカグア登頂成功 3月8日の「国際女性の日」を前に素晴らしいニュースです。子どものころ国連WFPの給食を食べて育ち、2008年に17歳でエベレスト登頂を果たしたネパール人女性登山家のニムドマ・シェルパさんが、2月末、南米最高峰のアコンカグア登頂に成功しました。ニムドマさんは世界7大陸最高峰踏破を目指すネパール人女性の登山隊、「7サミッツウィメンチーム」の仲間と共に登り、これで5大陸の最高峰を踏破しました。 今回の登頂は強風や大雪に見舞われ、非常に気象条件の悪い中で行われました。登頂開始から9日目、天気がやや回復し、「7サミッツウィメンチーム」のメンバー7名はこの日が唯一のチャンスだと判断し山頂を目指しました。ところがまた天気が荒れ、メンバーのうち3人は凍傷の危険性を感じたことから登頂を断念。ニムドマさんを含む残りの4名が山頂を目指し、雪嵐と強風が吹き荒れる悪天候の中、見事成功しました。
ニュースリリース | 07 8 月 2013 日本と国連WFP、ガーナとシエラレオネで 創造的な栄養支援プロジェクトを立ち上げ 先日、日本政府は栄養事情の改善に取り組むアフリカ各国政府を支援するため、国連WFPとのパートナーシップをさらに強化することを表明しましたが、この栄養支援プロジェクトはその一環として行われ、特に栄養不良の危険にさらされやすい妊婦、授乳中の母親、および小さな子どもに焦点を当てたものとなります。ガーナ訪問中の阿部俊子外務大臣政務官は7日、WFPのフェリックス・ゴメス西アフリカ地域局次長と会談し、ガーナに100万米ドル、シエラレオネに50万米ドルを拠出することを発表しました。ゴメス地域局次長は、「日本は弱い立場にいる母親や子どもたちの栄養状態を改善するため、積極的に関与し、強いリーダーシップのもとで投資をして下さり、深く感謝申し上げます。
ニュースリリース | 09 6 月 2016 戦闘が激化するイラク・ファルージャ、国連WFPやユニセフなど国連機関が現地へ 6月5日、国連WFP、ユニセフ(国連児童基金)、IOM(国際移住機関)、WHO(世界保健機関)は合同で、暴力から逃れてきた人々を受け入れるために設置された複数のキャンプを訪問しました。この10日間でおよそ1万人が、安全と支援を求めてこれらのキャンプに辿り着きました。軍事攻撃は続いており、町にはまだ5万人の住民が取り残されていると推定されています。イラク政府は、アンバール県で既に避難民となっている6万人を受け入れるため、またファルージャでの動向を見越して、いくつもの避難民キャンプを設置していました。しかし、それらの収容能力は限界に達しており、これ以上の人数を受け入れられない状態です。ファルージャの住民は、激しい暴力に晒されながら生活をしていますが、人道支援機関は1年近く彼らに支援を届けることができずにいました。
ストーリー | 01 12 月 2023 ギニアビサウ:障がいのある子どもが勉学に励む姿に、親は誇りを感じます アダマ・バルデさんは笑顔で朝の食事のベルを鳴らします。 この視覚障がいのある14歳の少女は、杖を使って、蒸米とソースの料理が出される、ギニアビサウの首都にあるベンガル・ブランカ学校の裏にある学校食堂に向かっています。 「学校給食は私に体力を与え、授業の集中力を高めてくれます」と、コンクリートのベンチに座って食事を味わいながらアダマさんは話します。 この西アフリカの国の公用語であるポルトガル語で「白い杖」と訳されるベンガラ・ブランカ学校は、同国初の共生教育学校であり、障がいのある子どももない子どもも一緒に学ぶことができます。
ページ 人事アウトリーチミッション2018 国連WFPは世界最大の食料支援機関として、「飢餓のない世界」を目指し約80カ国で活動を行っています。日本からもジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)などを経て、プロフェッショナルスタッフとして活躍している人が多くいます。 今後さらに日本人の採用に力をいれていくため、2018年8月29日(水)と30日(木)にローマの国連WFP本部から人事担当者が来日し、「キャリアガイダンス」と「キャリアセミナー」を開催します。 国連WFPでは独自にフィットプール(FIT Pool)という採用制度も取り入れています。国連WFPでの仕事やキャリアパスについてご興味のある方は是非ご参加ください! 1.キャリアガイダンス 応募〆切:2018年7月8日(日)
ページ 国連世界食糧計画 日本事務所 WFP 国連世界食糧計画日本事務所は、イタリア・ローマに本部がある国連機関「WFP国連世界食糧計画」の駐日代表事務所として、1996年10月に横浜市西区みなとみらいに開設されました。国連WFPの食料支援活動に対して関心が高まり、一層のご支援をいただけるよう、日本政府との連絡・調整業務、企業や各種団体・NGO との協力関係の推進、および広報活動を行っています。 日本は国連WFP の主要拠出国の一つです。 2023年、日本政府からは2億897万4498米ドルが寄せられ、日本は世界有数の支援国として国連WFPの活動を支えました。また。2023年、国連WFP協会を通じて民間(企業・団体、個人等)からは32億1147万9077円が寄せられました。2024年1月末時点で、57人の日本人の正規職員がアジア、アフリカなど世界各地の事務所に勤務しています。 代表メッセージ
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)
ページ 日本の政府や市民社会との連携 日本政府からの支援 国連WFPの活動は、各国政府および民間からの任意拠出金によって支えられています。 日本政府は国連WFPにとって第6位の拠出国です。2017年、日本政府からの拠出金は1億7520万米ドル(約193億円)に上りました。 日本政府による国連WFPへの支援は、世界の平和と安定に寄与するという日本の政府開発援助(ODA)に対する考え方に沿って、飢餓、貧困、栄養不良の根絶を目指すものです。日本からの拠出金は、緊急支援活動や復興・開発支援などに役立てられています。 毎年、国連WFPは日本政府と政策協議を行い、お互いの 戦略計画に沿ってどのように連携を深めていくかを話し合います。
ニュースリリース | 18 7 月 2024 「世界の食料安全保障と栄養の現状:2024年報告」発表イベント この報告書は飢餓の撲滅、食料安全保障の達成、栄養の改善に向けた進捗状況や、持続可能な開発のための2030アジェンダにおけるSDGsのターゲット2.1および2.2を達成するための主要な課題について詳細に分析します。 2024年のテーマは「飢餓、食料不安、あらゆる形の栄養不良をなくすための資金調達」です。食料安全保障と栄養のための資金調達における現状や不足を探るとともに、食料不安や栄養不良の主な要因に対処し、SDGsのターゲット2.1および2.2の達成に必要な農業・食料システムの変革に向けた、革新的な資金調達の選択肢に関する指針を提供します。
ニュースリリース | 13 8 月 2012 国連WFP シリア事務所長ムハナド・ハディ氏とのインタビュー 「困難伴うシリア支援に挑む」 Copyright WFP / photo library1) どれだけ人道支援が必要とされているのですか。今後もそういった人道支援のニーズは増えそうですか。シリアでの人道的支援の必要性はかなり高まっていますし、今後より一層必要とされるでしょう。アレッポやダマスカスでは紛争が激化し、大勢の人々がこの地域を避難しなければなりませんでした。彼らは、家や仕事、時には家族をうしない、大変苦しい状況の中で生きています。そういった中、食糧支援は最も優先されるべき課題です。現在の支援対象人数は85万人ですが、数ヶ月以内には150万人に支援できるように活動を拡大しています。2) アレッポでの食糧支援活動はどのような状況ですか。アレッポからは、何千人もが郊外や他の行政地区に避難しています。