ストーリー | 02 8 月 2023
「行き先も考えずに未知の世界に逃げました」と、アワデヤ・マフムードさんは、爆撃音で10人の家族が目を覚ました4月の夜について語ります。首都のハルツーム南部に住むマフムードさんの家族と近隣の人々は爆撃音に耐え切れず、夜明けまでにハルツームから退避しました。
WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は4月15日に同国で紛争が勃発して以来、5歳未満の子ども40,000人、妊婦、授乳中の女性を含む150万人に重要な物資を供給しています。しかし治安状況の悪化により、国連WFPが今年予定している630万人に到達することがますます困難になっています。
爆撃から2日後、マフムードさんと彼女の子供たちはジャジーラ州のアルベジール村にたどり着きました。
「紛争で家族全員が避難しても、子供たちは恐怖から癒されることはありませんでした」と彼女は回想します。