ニュースリリース | 22 8 月 2014
【エボラ出血熱流行の背景】2013年12月から西アフリカのギニアでエボラ出血熱が流行し、その後、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアに広がりました。エボラウイルスが発見された1976年以来、今回の流行は感染者数・死者数ともに過去最大の規模です。世界保健機関(WHO)によると、8月16日時点で、感染者と感染の疑いのある人は計2,240人、死者数は1,229人にのぼっています。 【移動制限地域の130万人へ食糧支援】エボラ出血熱の感染が広がる中、国連WFPは、同3カ国の移動制限地域の住民10万人に支援活動を行ってきました。現在は、約130万人を対象に食糧支援活動を拡大しています。すでに、隔離医療施設にいる患者やその親族、また、感染の影響を受けた村で暮らす最も立場の弱い人々に対して食糧を提供しており、引き続き支援を続ける予定です。