ニュースリリース | 22 5 月 2008
横浜発 本日付で日本政府は、社会的弱者に対する食糧支援として、WFP 国連世界食糧計画を通じて総額49億7千万円をアフリカ・アジア・中東に供与することを決定した。3月20日にジョゼット・シーラン・WFP事務局長から福田康夫首相に送られた書簡に応じた形となった。 玉村美保子WFP日本事務所代表は、「日本から多額の拠出金をいただき、心から感謝いたします。これは日本が、世界的な食糧危機に対応するべく力強いリーダーシップを発揮していることのあらわれです。WFPの食糧購入価格は去年の6月から55%も上昇しました。そんな中で今回の拠出金をいただき感謝しています。おかげで、世界中の最も支援を必要とする人々に支援を続けることができます。」と謝辞を述べた。 総額のおよそ85%に当たる42億4千万円は、アフリカの10カ国に供与される。対象国と内訳は以下の通り(カッコ内は供与額)。