ニュースリリース | 03 5 月 2023
ローマ – 最新の「食料危機に関するグローバル報告書」(GRFC)は、急性食料不安(深刻な飢餓)に直面し、緊急の食料・栄養・生活支援を必要とする人びとの数が2022年に4年連続で増加したと発表しました。2億5000万人以上が急性食料不安に陥っており、7カ国の人びとが餓死の危険にさらされています。
この年間報告書は、食料安全保障情報ネットワーク(FSIN)によってまとめられ、食料危機に取り組む国連、欧州連合(EU)、政府機関、非政府組織から成る連合体「食料危機対策グローバルネットワーク」(GNAFC)が5月3日に発表しました。
本報告書によると、2022年に急性食料不安(深刻な飢餓)に直面した人々は、58の国と地域で約2億5,800万人(IPC/CHフェーズ3-5)に達し、2021年の53の国と地域の1億9,300万人から増加したと発表しました。