ニュースリリース | 22 4 月 2021
貧困、新型コロナウィルスに加え政治危機の3つの影響を受け、ミャンマー全土で飢餓と絶望が急激に高まっています。 国連WFPの推計によると、今後6カ月以内に、特に都市部で最大340万人の人々が飢えに苦しむことになります。
国連WFPミャンマー事務所スティーブン・アンダーソン代表は、「ますます多くの貧しい人々が仕事を失い、食料を買うことができなくなっています」と述べています。「当面の苦しみを和らげ、食料安全保障の深刻な悪化を防ぐために、今すぐ協調した対応が必要です」
すでにヤンゴン周辺では、生き延びるために食事を抜いたり、栄養価の低いものを食べたり、借金をしたりと、ギリギリの状態に追い込まれている家族の姿が見られます。ヤンゴンでの国連WFPの対応は、大規模なインフォーマルな居住地がある、最も貧しい10地区を対象としています。