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国連WFPはミャンマーで急増する飢餓への対応を強化

ヤンゴン、ミャンマー ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、ミャンマーの主要都市の貧困地区や、最近人口移動が起こった地域に住む最大200万人の脆弱な人々を対象に、新たな食料支援活動を展開します。

貧困、新型コロナウィルスに加え政治危機の3つの影響を受け、ミャンマー全土で飢餓と絶望が急激に高まっています。 国連WFPの推計によると、今後6カ月以内に、特に都市部で最大340万人の人々が飢えに苦しむことになります。

 

国連WFPミャンマー事務所スティーブン・アンダーソン代表は、「ますます多くの貧しい人々が仕事を失い、食料を買うことができなくなっています」と述べています。「当面の苦しみを和らげ、食料安全保障の深刻な悪化を防ぐために、今すぐ協調した対応が必要です」

 

すでにヤンゴン周辺では、生き延びるために食事を抜いたり、栄養価の低いものを食べたり、借金をしたりと、ギリギリの状態に追い込まれている家族の姿が見られます。ヤンゴンでの国連WFPの対応は、大規模なインフォーマルな居住地がある、最も貧しい10地区を対象としています。国連WFPは国内の他の地域の状況も注視しており、必要に応じて、武力紛争によって新たに避難してきた人々を含め、影響を受けたコミュニティに支援を提供する準備ができています。

 

国連WFPの最新の市場モニタリングによると、ヤンゴンをはじめとするミャンマー全土で、米の平均価格は1月から5%上昇し、食用油の平均価格は2月から18%上昇しています。ヤンゴンでは、食用油の価格が最大で25%上昇したことも記録されています。ラカイン州、カチン州、チン州などの一部の国境沿いの州では、特に上昇率が高くなっています。例えば、カチン州では、一部の地区で米の価格が最大43%、食用油が32%上昇しました。また、燃料の価格は全国で約30%上昇しています。

 

このような不安定な状況にもかかわらず、国連WFPは長期にわたる紛争の影響を受けている国内避難民やその他の脆弱な人々への人道的支援を継続しています。3月には、チン州南部、カチン州、ラカイン州、シャン州北部の紛争の影響を受けた地域で、37万4,000人に国連WFPの支援が届きました。

 

今後数ヶ月間で、国連WFPが支援する人数は130万人から330万人へと約3倍になります。そのためには、1億600万米ドルが緊急に必要です。

 

「大規模な人道的危機が目の前に広がるのを防ぐためには、私たちが立ち上がらなければなりません。国際社会がミャンマーの人々に寄り添い続けてくれることを期待しています」とアンダーソン代表は述べました。

 

資料:国連WFPミャンマーの経済的影響と食料不安に関する分析

 

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国連世界食糧計画(WFP)は、2020年のノーベル平和賞を受賞しました。 私たちは世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人々のために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。

 

トピック

Myanmar 食料安全保障 ロジスティックスと輸送ネットワーク

お問い合わせ

Kun Li, WFP Regional Bureau for Asia and the Pacific, Bangkok, Thailand

Mobile: +66 845558994
email: kun.li@wfp.org