ストーリー | 23 12 月 2021
今年、国連WFPはイエメン、ブルキナファソ、エチオピアなどでの紛争による飢きんや、マダガスカルでの気候による飢きんの誘発を防いできました。
しかし、アフガニスタンのように、経済崩壊によってこれほど早く引き起こされた緊急事態は記憶にありません。
UNDP(国連開発計画)によると、8月以降政権崩壊に続いて国際的な制裁とアフガニスタン中央銀行の資産凍結が行われたアフガニスタンと同じ位経済が縮小するまでに、シリアでは5年かかりました。
ほぼ一夜にして、アジアで最も脆弱な経済が崩壊し、人々は職を失い、給与が支払われず、貯蓄を利用することもできなくなりました。
それ以前に、1,100万人のアフガニスタン人が、長年の干ばつ、紛争、新型コロナウィルスのために、すでに食料不安に陥っていました。