ニュースリリース | 25 1 月 2010
ポルトープランスで支援にあたっているWFP職員と話すシーラン事務局長
(c)WFP/Marco Frattini
WFPはハイチの5ヶ所に物流拠点を設け、陸海空から支援物資を運び入れている。しかし、地震によって道路や通信網は寸断、WFPの倉庫も倒壊し、空港や港を修繕しながら物資を輸送しなければならない。
先週末、物流拠点があるドミニカ共和国には3機のヘリコプターが到着。また、25日(月)には75台のトラックがドミニカ共和国からハイチに到着する予定。海岸に直接着岸できる特別な船舶も出動させるなど、あらゆる手を尽くしてはいるが、WFPの物資輸送チームとっては「物流の悪夢」とも言うべき、きわめて活動が困難な状態が続いている。
200万人を対象としたWFPのハイチでの食糧支援活動には、向こう6ヶ月で2億7,900万ドルが必要の見込み。