ストーリー | 29 8 月 2022
国連WFPは、1000人近くが死亡し、3300万人が家を追われたパキスタンで、現地政府への支援を急速に拡大しています。
政府は、国家防災管理庁を通じて、非常事態を宣言し、被害の調査や洪水の被災者への人道支援の調整を行っています。
今回の洪水は2010年の被害より、大きな規模ですが、以前より「政府の対応能力が高くなっている」と国連WFPパキスタン国事務所のクリス・ケイ代表は話します。
BBCへのインタビューで、ケイ代表は、「こうした状況において、社会保障をの支援を提供しなければならない制度や体制からそれは明白です。」(無条件の現金給付による貧困削減を目指すベナズィール収入支援プログラム)
政府は、長年かけてデータベースを改善し、最も脆弱な人びとを特定し、洪水が発生する前に現金を支給することができるようになりました。