Skip to main content

国連WFP、日本政府による6,600万ドルの緊急食料支援を歓迎

Photo: WFP/Antonio Salort-Pons
横浜 ― WFP 国連世界食糧計画(国連WFP)は日本政府からの総額6,600万米ドルの支援を歓迎します。この資金はアジア、中東、アフリカの26カ国で脆弱な人びとに緊急食料支援と生計支援にあてられます。

経済危機、紛争、干ばつの三重苦によって急速に食料不安が悪化しているアフガニスタンでは、命を救うための食料・栄養支援に1000万米ドルが充てられます。

 

ミャンマーでは、政治危機、紛争、貧困により食料不安が高まる中、ラカイン、カチン、シャン、チン、およびヤンゴンの都市周辺部の最も脆弱な人びとへの緊急食料・栄養支援に460万ドルが提供されます。

 

イラクでは640万ドルを拠出し、国内避難民や帰還民を含む危機的な状況にある人びとに対する国連WFPの重要な食料配布を支援します。イエメンでは、深刻な食料不安の世帯に命を救う支援を届けるため、460万ドルがあてられます。

 

新型コロナウィルスのまん延防止と対応策の強化のため、日本は国連WFPに560万ドルを拠出し、サハラ以南のアフリカにおける温度に敏感なロジスティクス能力を構築します。

 

「日本政府による支援によって、危機に瀕した何百万人もの脆弱な飢餓に苦しむ人びとの命を救い、生活を変えることができます」と、国連WFP日本事務所 焼家直絵代表は述べています。「紛争、気候変動、新型コロナウィルスの社会経済的影響により、私たちの緊急食料、栄養、生計支援がこれまで以上に必要とされている時に、重要な支援をいただけることに感謝しています」

 

日本は、長年にわたって国連WFPのトップドナーの一つです。今回の6,600万米ドルの支援対象国・地域は以下の通りです。

 

アフガニスタン、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ民主共和国、ジブチ、エスワティニ、エチオピア、イラン、イラク、ケニア、レソト、マリ、ミャンマー、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ共和国、ルワンダ、ソマリア、サブサハラ・アフリカ、タジキスタン、ウガンダ、イエメン

 

                    #                     #                       #

 

WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、2020年のノーベル平和賞を受賞しました。 私たちは世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人々のために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。

トピック

資金調達

お問い合わせ

For more information please contact (email address: firstname.lastname@wfp.org):

Megumi Iizuka, Tokyo,

Mob. +81 3 5766 5364,