ニュースリリース | 28 9 月 2015
これまでの取り組みと新たな開発目標国連総会では、193の国連加盟国が、何億人もの世界の人々の暮らしに影響する重要な政策について話し合います。第70回を迎える今年の総会では、新たな開発目標、「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals, 略称SDGs)が採択されました。国連が2000年から15年間にわたり、世界の貧困削減と開発を目指して掲げてきた「ミレニアム開発目標」(Millennium Development Goals, 略称MDGs)が今年末、達成期限を迎えることから、その成果を元に新たに策定されたものです。MDGsは各国や開発援助機関が、世界のもっとも貧しい人々の窮状を改善するために策定した世界的な開発目標で、特に、飢餓の削減、ジェンダー平等の実現、妊産婦の健康状態の改善などに力点が置かれました。しかしながら、多くの課題がいまだ残されています。