ニュースリリース | 02 8 月 2009
ワシントン発 WFPのジョゼット・シーラン事務局長はアメリカのワシントンD.C.で開かれた記者会見で、WFPが「非常に危険で、前例にない規模の」資金不足に陥っていると述べた。WFPは2009年、74カ国の1億8百万人を対象に食糧支援を計画している。 「WFPは今年、67億米ドル(およそ6,400億円)規模の食糧支援を計画しています。しかしながら、現時点での各国政府からの拠出の見込みは総額37億米ドル(およそ3,530億円)に留まる見込みです。」と延べ、このままでは30億米ドル(およそ2,865億円)が不足する事態を示唆した。WFPは支援対象者数や配給量を削減するなどして資金不足に対応しているが、更なる支援が早急に求められている。