ニュースリリース | 17 7 月 2008
キンシャサ – WFP 国連世界食糧計画は、コンゴ民主共和国東部での紛争による情勢悪化に伴い、キャンプに避難する人々が急増し、支援活動が限界に達していると発表した。 今年の1月に和平合意が調印されたにも関わらず、北キブ州では戦闘が激化しており、2007年3月以降避難民の数が50万人を上回った。新たな避難民キャンプが次々に生まれているが、人々は十分な支援を受けられていない。 WFPは、支援を最も必要とする紛争地帯の人々を優先するため、州都ゴマ付近のキャンプなどでの支援物資の配給を半減させた。 去年の7月以降、WFPは1ヶ月につき800トン分の食糧支援を計画していたが、避難民の増加に伴いその量は1万トンにふくれ上がった。 調査によるとマシシとルチュルでは急性栄養失調の幼児の割合が17%を超えた。