ストーリー | 26 11 月 2010
2010年8月、WFPオフィシャルサポーターの知花くららさんが、スリランカを訪問しました。スリランカは、政府と反政府勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」との間で25年以上にわたって続いた内戦が、去年5月に終わったばかりです。知花さんは、激しい戦闘が行われた北部地域の村と学校を訪れました。
訪問した北部は激しい戦闘が行われた地域で、砲撃の傷跡がそこかしこに残っていました。
最初に訪れたのは、北部キリノッチ地域のピラナンマル村。およそ600世帯、計2,000人の住民は、元々は北部の別の場所に住んでいましたが、戦闘が激しくなり、キャンプへ避難しました。内戦終結後、元々住んでいた土地に戻ろうとしましたが、地雷の除去が済んでいないなどの理由で戻ることができず、今年の春に、ピラナンマル村に移住することになりました。