ストーリー | 11 3 月 2021
イアム・ソカンさん(45歳)は、カンボジアで約20年間、学校給食プログラムの実施を監督してきました。現在は、シェムリアップ州アンコール・トム地区にあるDoun Aov小学校の校長先生を務めています。この小学校は全校生徒412名で、その約半数が女子生徒です。
国連WFPは、1999年からカンボジア政府の学校給食プログラムを支援し、908校で展開してきました。2014年には、いわゆる地産食材による学校給食プログラム(Home-grown School Feeding Programme)が始まりました。
これにより、地元の生産者から学校給食の食材を購入できるようになり、地域経済の活性化と雇用の創出につながりました。
「地産食材による学校給食は、地元のコミュニティがより能力を高め、より自立することを促します」とソカン校長先生は言います。