ニュースリリース | 31 7 月 2019
「コンゴ民主共和国政府が同国北キヴ州でのエボラ出血熱集団感染を宣言してから8月1日で一年が経ちます。この集団感染については二週間前にも国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態だと宣言されたばかりです。
昨日、ゴマで新たな感染が確認され、その患者は瀕死の状況です。人口約100万人の都市で今月2例目の感染者です。このように人口が密集している地域で感染が確認されることは、国境を越えてさらに感染が拡大するリスクを高め、国際的な対応の強化と、投資の増加を緊急に必要とすることを意味します。
2,600件以上の感染が昨年確認され、1,800人以上がイトゥリ州と北キヴ州で死亡しました。約3件に1件が子どもです。一つ一つの感染『件数』は、誰かが想像を絶するような苦しみの中にいることを意味します。感染した770人以上がその後も生き延びています。
この病気は容赦なく破壊的です。