ニュースリリース | 21 9 月 2016 アーサリン・カズン国連WFP事務局長声明 シリアでの人道支援車列攻撃について 生活必需品すら手に入らない人々に人道物資を届ける任務を担っていた、シリア赤新月社の勇敢な支援従事者、そして運転手の不条理な死を悔やむと同時に、ご遺族に対し謹んでお悔やみ申し上げます。しかしながら、国連WFPは、人道支援を脅かすこのような行為に臆することなく、シリアの人々の命を救う活動を引き続き行っていきます。この悲惨な紛争のすべての当事者に対し、国際法と人道支援の原則を尊重し、どこにいようと、誰であろうと、支援を必要とする何百万人ものシリアの市民へ支援を届けられるよう、無条件、無制限、かつ持続的な立ち入り許可を求めます。今、同志を失い悲しみに包まれているシリア赤新月社、赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)に対し心より哀悼の意を表します。
ニュースリリース | 15 6 月 2009 WFP声明文 G8開発大臣会合を受け飢餓対策への緊急支援を呼びかけ ローマ発 WFP国連世界食糧計画のジョゼット・シーラン事務局長は、ローマで開催されたG8開発大臣会合にて、世界中の飢餓で苦しむ人々の存在を忘れないよう、各国へ呼びかけた。WFPは国連分担金を受け取っておらず、運営費の全てを任意の拠出金に頼っている。 「私たちは飢餓に苦しむ人々のことを忘れてはなりません。そしてその人たちへの支援を削減してはなりません。最も弱い立場に置かれているこういった人々は、経済危機や食糧価格高騰という二つの深刻な要因により、さらに苦しい生活を強いられています。飢餓問題は深刻な情勢不安の原因ともなり、世界の平和や安全保障に大きな影響を与えるおそれがあるのです。」 「世界の6人に1人が飢えに苦しみ、6秒に1人の子どもが飢餓を原因として亡くなっています。
ニュースリリース | 28 8 月 2013 UNHCRおよび国連WFPのトップがイラク訪問 シリア難民の受け入れに謝意を表明 2013年8月27日(このプレスリリースは国連WFPおよびUNHCRが合同で発表したものです。)バグダッド発難民の保護を行う国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および食糧支援を行うWFP 国連世界食糧計画(国連WFP)という2国連機関のトップが27日、イラクの首都・バグダッドを訪問しました。イラクでは、クルド人自治区に避難してくるシリア難民が日に日に増えています。イラクは自国内に大きな治安問題を抱え、110万人もの国内避難民が発生していますが、20万人のシリア難民を受け入れています。この2週間だけで4万6千人のシリア人が国境を越え、イラクに逃れてきました。アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官とアーサリン・カズン国連WFP事務局長は、イラクが逃れてきたシリア難民を受け入れ、基本的ニーズを満たすため国連機関と協働していることに対し、謝意を述べました。
ニュースリリース | 16 11 月 2017 【イベント情報】国連WFP事務局長×竹下景子「紛争と飢餓~スーダンと支援の現場から~」 これまで10年以上減り続けていた世界の飢餓人口が昨年増加に転じ、8億1,500万人を超えました。その主な原因は、「紛争」です。デイビッド・ビーズリー事務局長は4月に事務局長に就任して以来、南スーダン等の紛争地を訪問してきました。各地で長期化する紛争と飢餓の現状、そして国連WFPによる支援活動等についてお話します。また、10月にアフリカ・スーダンを視察した竹下さんから、スーダンの現状や国連WFPの支援活動をご報告します。スーダンは、長年に渡る国内紛争や、経済の悪化、自然災害等により、4人に1人が栄養不良です。また、2013年に南スーダンで勃発した紛争により、40万人以上がスーダンに逃れてきており、その対応が課題となっています。今回が竹下さんにとって初めての難民キャンプの視察でした。キャンプでの食糧や母子栄養支援の状況や、紛争を逃れてきた人々との交流で感じたことをお話します。
ストーリー | 06 3 月 2014 国連WFPの給食支援で育ったニムドマさん、南米最高峰アコンカグア登頂成功 3月8日の「国際女性の日」を前に素晴らしいニュースです。子どものころ国連WFPの給食を食べて育ち、2008年に17歳でエベレスト登頂を果たしたネパール人女性登山家のニムドマ・シェルパさんが、2月末、南米最高峰のアコンカグア登頂に成功しました。ニムドマさんは世界7大陸最高峰踏破を目指すネパール人女性の登山隊、「7サミッツウィメンチーム」の仲間と共に登り、これで5大陸の最高峰を踏破しました。 今回の登頂は強風や大雪に見舞われ、非常に気象条件の悪い中で行われました。登頂開始から9日目、天気がやや回復し、「7サミッツウィメンチーム」のメンバー7名はこの日が唯一のチャンスだと判断し山頂を目指しました。ところがまた天気が荒れ、メンバーのうち3人は凍傷の危険性を感じたことから登頂を断念。ニムドマさんを含む残りの4名が山頂を目指し、雪嵐と強風が吹き荒れる悪天候の中、見事成功しました。
ページ 人事アウトリーチミッション2018 国連WFPは世界最大の食料支援機関として、「飢餓のない世界」を目指し約80カ国で活動を行っています。日本からもジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)などを経て、プロフェッショナルスタッフとして活躍している人が多くいます。 今後さらに日本人の採用に力をいれていくため、2018年8月29日(水)と30日(木)にローマの国連WFP本部から人事担当者が来日し、「キャリアガイダンス」と「キャリアセミナー」を開催します。 国連WFPでは独自にフィットプール(FIT Pool)という採用制度も取り入れています。国連WFPでの仕事やキャリアパスについてご興味のある方は是非ご参加ください! 1.キャリアガイダンス 応募〆切:2018年7月8日(日)
ストーリー | 01 12 月 2023 ギニアビサウ:障がいのある子どもが勉学に励む姿に、親は誇りを感じます アダマ・バルデさんは笑顔で朝の食事のベルを鳴らします。 この視覚障がいのある14歳の少女は、杖を使って、蒸米とソースの料理が出される、ギニアビサウの首都にあるベンガル・ブランカ学校の裏にある学校食堂に向かっています。 「学校給食は私に体力を与え、授業の集中力を高めてくれます」と、コンクリートのベンチに座って食事を味わいながらアダマさんは話します。 この西アフリカの国の公用語であるポルトガル語で「白い杖」と訳されるベンガラ・ブランカ学校は、同国初の共生教育学校であり、障がいのある子どももない子どもも一緒に学ぶことができます。
ページ 国連世界食糧計画 日本事務所 WFP 国連世界食糧計画日本事務所は、イタリア・ローマに本部がある国連機関「WFP国連世界食糧計画」の駐日代表事務所として、1996年10月に横浜市西区みなとみらいに開設されました。国連WFPの食料支援活動に対して関心が高まり、一層のご支援をいただけるよう、日本政府との連絡・調整業務、企業や各種団体・NGO との協力関係の推進、および広報活動を行っています。 日本は国連WFP の主要拠出国の一つです。 2023年、日本政府からは2億897万4498米ドルが寄せられ、日本は世界有数の支援国として国連WFPの活動を支えました。また。2023年、国連WFP協会を通じて民間(企業・団体、個人等)からは32億1147万9077円が寄せられました。2024年1月末時点で、57人の日本人の正規職員がアジア、アフリカなど世界各地の事務所に勤務しています。 代表メッセージ
ニュースリリース | 16 2 月 2011 食糧価格高騰について10の質問 食糧価格が上がると、貧しい人々は新鮮な野菜など、 栄養価の高い食べ物を買うことができなくなってしまう。(C)WFP/Martin Penner WFPローマ本部で支援活動を統括するヴァレリー・グアニエーリが、食糧高騰に関する10の質問に答えます。 Q1.食糧価格はどのくらい高騰しているのでしょうか? 国際連合食糧農業機関(FAO)が1月に発表した食料価格指数は、231ポイント。過去最高値だった2008年の213.5ポイントを上回り、FAOが統計を取りはじめてから最高値を更新しました。 Q2.では状況は2008年より悪いのでしょうか? そうとも限りません。2008年に比べ、食糧の備蓄量が多いため、供給量にも余裕があるからです。コメ、小麦、白トウモロコシといった、途上国の人々が主食とする食糧は、いまのところ足りています。
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)