ニュースリリース | 31 3 月 2010
ポルトープランス発 WFPは、ハイチの復興に向け、社会的弱者のセーフティーネットの整備、農作物の増産、地元市場の活性化においてハイチの人的資本が重要な役割を果たすと強調した。 WFPはハイチ政府や国際社会との連携のもと、ハイチにおける農業復興を図るため、キャッシュ&フード・フォー・ワークプロジェクトを開始する。WFPは、食糧を現地調達することで、地域経済の発展を促すことを目指す。さらに、ハリケーンの季節に備えるため、食糧、トラック、支援物資の配置も進める。 ハイチ政府のミシェル・シャンスィ氏は、「ハイチ政府はこうした支援事業を支持しており、ハイチ政府諸機関が協力し、実施されます。このような支援事業は、ハイチ政府が優先事項としている農業への支援や食糧の安全保障を進め、もっとも立場の弱い人々が食糧を確保することができることを促すものです」と話している。