ニュースリリース | 16 11 月 2017
これまで10年以上減り続けていた世界の飢餓人口が昨年増加に転じ、8億1,500万人を超えました。その主な原因は、「紛争」です。デイビッド・ビーズリー事務局長は4月に事務局長に就任して以来、南スーダン等の紛争地を訪問してきました。各地で長期化する紛争と飢餓の現状、そして国連WFPによる支援活動等についてお話します。また、10月にアフリカ・スーダンを視察した竹下さんから、スーダンの現状や国連WFPの支援活動をご報告します。スーダンは、長年に渡る国内紛争や、経済の悪化、自然災害等により、4人に1人が栄養不良です。また、2013年に南スーダンで勃発した紛争により、40万人以上がスーダンに逃れてきており、その対応が課題となっています。今回が竹下さんにとって初めての難民キャンプの視察でした。キャンプでの食糧や母子栄養支援の状況や、紛争を逃れてきた人々との交流で感じたことをお話します。