ニュースリリース | 15 7 月 2016
国連WFPの要請により、平和維持活動(PKO)を行う国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)が現地調査を行い、略奪により大量の食糧が奪われた、と報告しました。国連WFPの職員はまだ現場を確認できていません。この倉庫には、戦闘再燃前の先週末の時点で、22万人の1ヶ月分の食糧にあたる4500トン超の食糧や、発電機・トラックなどの救援物資が保管されていました。「国連WFPは、最も貧しく弱い立場にある南スーダンの人々のための食糧を略奪するという行為を強く非難します。どれほどの食糧が略奪されたのかは調査中ですが、貴重な食糧が奪われたことで、国連WFPの支援活動に支障が出ることを懸念します。」と、バーノン・アーチボルド国連WFP地域局次長は言います。略奪に遭いながらも、国連WFPは、別の場所に保管していた食糧を利用して、国連PKOの施設に避難している数千人に対して、緊急の食糧支援を行いました。