ストーリー | 15 3 月 2017
ソマリアでは、干ばつが広がるにつれ、食料安全保障と栄養状態が急激に悪化しています。飢きんの発生を回避するためには、今、国連WFPおよび他の人道支援機関が迅速に対応することが重要です。国連WFPは、直ちに現場でチームを編成し、5歳未満の子どもおよび妊娠・授乳中のお母さんへの母子栄養支援をはじめとした支援を開始しました。
20歳のルマン・モハメドさんは、11カ月になる娘のオバーちゃんをそっとおろすと、鉄製の小さなボウルに水を入れ、娘の手を優しく洗いました。 「手洗いをした方が良いって、センターで教わったのよ」ルマンさんは、地域の母子栄養支援センターで今朝教わったのだと話します。センターは、ソマリア北西の町、ハルゲイサにあり、ルマンさんの住む小屋からは徒歩10分の距離にあります。