ニュースリリース | 05 3 月 2010
(C)WFP / Alejandro Chicheri
WFPはチリ政府と連携し、2回の空輸で高カロリービスケット70トン(子ども3万5千人の5日間の食糧に相当)を被災地へ運び込む。
WFPラテンアメリカ・カリブ海地域局長のペドロ・メドラノは、「今回の大地震で多くの命が奪われ、心を痛めています。WFPは、家を失い食糧を必要とする子どもたちへ非常食を届けられるよう、チリ政府やチリ政府の諸機関と連携を進めています。」と話した。
調理が不要な高カロリービスケットは、今回の大地震のような緊急時に最適な非常食。高カロリービスケットは、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素を加え栄養強化されており、被災地の子どもたちの栄養補給を主な目的に配布される。
WFPはエクアドルとエルサルバドルに高カロリービスケットの貯蔵があり、ラテンアメリカ、カリブ海地域での緊急時に備えている。