ニュースリリース | 05 5 月 2021
2021年の「食料危機に関するグローバル報告書」からの厳しい警告は、紛争や異常気象、新型コロナウィルスに関連することが多い経済的ショックによって、何百万人もの人々が急性食料不安に陥り続けていることを明らかにしています。
報告書の主な調査結果
報告書では、2020年に55の国・地域において、少なくとも1億5,500万人が危機的またはそれ以上のレベル(IPC/CH Phase 3 or worse)、またはそれに相当するレベルの急性食料不安を経験していることが明らかになりました。これは前年から約2,000万人の増加であり、報告書の第1版が2017年に発表されて以降、急性食料不安が容赦ない上昇を続けているという憂慮すべき傾向について、厳しい警告を発しています。