ストーリー | 13 6 月 2023
急速な資金の枯渇に直面しているWFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、7月からシリアで支援する550万人のほぼ半数に対する食料および食料購入のための現金支援を削減せざるを得なくなっています。この措置は最後の手段であり、すでに半分にカットされた配給でかろうじて生きている状態にある最大250万人に深刻な影響を与えることになります。
人々のニーズの高まりとも相まって、国連WFPの運営コストの上昇により、現在の支援レベルを10月以降にも維持することが困難になっています。アフガニスタン、バングラデシュ、チャド、マリ、パレスチナ、タンザニア、イエメンなどの国々において、国連WFPは大幅な削減を迫られています。
シリアでは、削減を回避し、年末まで現在の水準で食料支援を継続するために、国連WFPは最低1億8000万米ドルを緊急に必要としています。