ニュースリリース | 24 2 月 2022
「私たちは飢えに苦しむ人びとから、餓死の危険のある人びとへ食料を振り向けなければなりません。すぐに資金援助を受けられない限り、数週間後には餓死の危険のある人びとへ食料を届けることさえできなくなる恐れがあります。それはこの世の地獄でしょう」とビーズリーは言った。
ウクライナでの紛争の激化は、輸入に頼っている同国の燃料や食料、特に穀物価格をさらに上昇させる可能性があります。イエメンの大部分では、この1年間で食料価格が2倍以上に上昇し、国の半分以上が食料支援を必要としています。食料価格の上昇は、より多くの人々を飢餓と人道支援への依存という悪循環に追い込むことになります。
国連WFPはイエメンで毎月1300万人に食料支援を行っていますが、資金不足のため、年初に800万人分の食料配給を半減せざるを得ませんでした。