ページ メディア&リソース News, videos, stories, data sources and publications for media professionals, researchers and anyone wishing to know more about global hunger and how the World Food Programme (WFP) fights it.
ニュースリリース | 16 8 月 2022 飢きんに瀕した人びとへ食料を届けるため、国連WFPの穀物輸送船がウクライナを出航 2万3000トンの小麦は、干ばつの影響で飢きんに瀕しているアフリカの角での、国連WFPの人道支援に使用されます。ウクライナから世界の市場へ穀物と食料の供給がほぼ完全に停止したことで、増加する飢餓にあえいでいた人びとの生活は、世界各地で厳しいものとなっています。アフリカの角もそうした地域のひとつです。 「黒海の港を再開させることは、世界の飢餓に苦しむ人びとを助けるため、私たちが今すぐにできる最も重要なことです」と国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は述べました。「ウクライナからの穀物輸送船の航行の再開だけでは世界の飢餓を食い止めることはできませんが、ウクライナの穀物が世界の市場に戻ってくることによって、世界的な食料危機がさらに悪化するのを止めることができる可能性があります。」 世界の82カ国では過去最大の3億4500万人が、急性食料不安に苦しんでいます。
ニュースリリース | 14 12 月 2021 2021年、1500万人のアフガニスタン人が国連WFPの食料支援を受け取る:経済崩壊に伴い、大規模な引き上げが必要 また、国連WFPは、冬の大雪でコミュニティが支援から遮断される可能性のあるアフガニスタンの北東部と中央高地全域の戦略的な場所に食料を事前配置することができました。これにより、国連WFPは、通常であれば支援が断たれる地域にライフラインを提供することができるようになります。 「アフガニスタンは飢餓の雪崩に直面しています ― 私が20年以上国連WFPで働いてきた中で、このような事態は一度も経験したことがありません」と、国連WFPアフガニスタン事務所のメアリー・エレン・マクグロアーティ代表は述べています。 「しかし、この危機が大惨事になるのを食い止めるために、私たちは非常に大きな支援を必要としています。2300万人のアフガニスタン人を支援するために、2022年には毎月2億2000万米ドルが緊急に必要です」と警告しています。
ストーリー | 31 12 月 2021 2021年: あなたが見逃したかもしれない国連WFPからのストーリー 2021年、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、飢餓の唯一最大の要因である紛争、気候危機、新型コロナウィルスの経済的影響、コスト上昇に対応するため、1億4000万人を対象とする国連WFP史上最大の活動を実施しました。 11月には、43カ国で4,500万人が飢きんの瀬戸際に立たされており、わずかな衝撃でも飢きんに追い込まれる可能性があると発表しました。世界では、8億1,100万人が慢性的な飢餓状態にあり、2億8,300万人が深刻な食料不足に陥っています。 2022年にこの問題に対処するためには、ドナーからの継続的な寛大さが不可欠です。 以下では、世界各地のストーリーテリングのハイライトをご紹介します。 1.
ニュースリリース | 30 4 月 2010 WFP、干ばつのニジェールで食糧支援を強化 ニジェールでは10人に一人の子どもが深刻な栄養失調の状態にある。 (C)WFP/Martin Sprecht 国連のジョン・ホルムズ人道問題調整官が、「ニジェールでは開発支援機関と人道支援機関の連携が必要である」と語ったことを受け、WFPのジョセット・シーラン事務局長は、「ニジェールの人々は、干ばつによって深刻な影響を受けています。国際社会は、人々がこれ以上飢えに苦しむことを何とか阻止しなくてはなりません」と述べた。 ニジェールのサヘル地域東部では、不安定な降水が続き、雨量も少なかったため、農作物が被害を受け、家畜の牧草地が干上がってしまった。今年1月、ニジェール政府が行った調査によれば、1,350万のニジェールの人口の半分が食糧不足に陥っているとされる。 こうしたなか、WFPは食糧配給を強化。
ストーリー | 06 3 月 2023 トルコ・シリア地震から1カ月:被災者支援に全力を尽くす国連WFPの現地スタッフ 2月6日の早朝、ハカン・ソイダシュは妻の悲鳴で目を覚ましました。トルコ南部の都市ハタイにある彼らのアパートが揺れていたのです。 「自分の家が崩壊し、柱が倒れるのを目の前で見ました」と国連世界食糧計画(国連WFP)の運転手として働くソイダシュは言いました。 彼は急いで隣の部屋から、85歳の義母を助け出しました。バール(鉄でできた工具)でドアを壊し、10代の娘と一緒に一家は建物から逃げました。 マグニチュード7.8の巨大地震が発生していました。生きて逃げられたのは幸運でした。 2月に発生したトルコ・シリア地震では、少なくとも5万3,000人が死亡し、数万人が病院に運ばれました。何百万人もの人びとが家を失い、その多くがテントや友人、親戚のもとで厳しい寒さをしのいでいます。都市は瓦礫と化し、道路は揺れの影響で崩壊しました。
ストーリー | 13 9 月 2023 リビア洪水:「人道的大惨事」被害が拡大する中、国連WFPが支援活動を開始 国連世界食糧計画(国連WFP)は、数千人が死亡し、1万人以上が負傷または行方不明となっている壊滅的な洪水を受けて、リビアに食料支援の第一陣を派遣しました。 先週末、港町デルナにハリケーン「ダニエル」が直撃、デルナ近郊の2つのダムが決壊しました。国連WFPは数日以内に、今回の洪水によって生活が一変した5000世帯以上への支援を行う予定です。 老朽化した2つのダムが決壊したことで、デルナの地域全体が住民とともに水に流され、制御不能の大惨事になりました。 港町デルナは、アルバイダ、マルジュ、ベンガジ、バヤダ、アル・オワイリア、タクネス(ジャバル・アル・アフダル県)、タルメイタ、トブルク、トゥクラ、シャッハト、スーサを含むリビア東部の都市の中で最も被害が深刻です。
ストーリー | 18 8 月 2023 世界人道デー:「国連WFPの学校給食が多くの少女を強制結婚から救う」 国連WFPウガンダ事務所のジョイス・ナモエ は、1999年に国連WFPに参画しました。 ジョイスは、学校給食を親への動機付けとして利用し、女の子を学校に通わせることに情熱を注いでいます。 「私たちは、多くの少女を低年齢結婚や強制結婚から救っています」とジョイスは語っています。「とにかく学校に駆け込んでほしいのです。学校の門に入りさえすれば、救われるのですから。」 ジョイスがそう語るのも当然です。彼女自身、19歳のときに、親が選んだ男性との結婚から逃れるために家出をし、ケニアまではるばる逃亡するという大きな決断をしたからです。 国境を越える危険な旅を経て、ジョイスは女子修道院で見習い修道女に英語と数学を教える仕事を得て自立しました。しかし、彼女は常に、故郷に戻る必要性を感じていました。
ストーリー | 16 6 月 2023 難民に力を:チャドからエルサルバドルまで、国連WFPがクリーンな調理器を提供 ナディファ・イブラヒムさんは、彼女の小さな泥の家で、最近支援された、ずんぐりとしたガスボンベとバーナーを誇らしげに披露します。これを使って彼女は地元産の濃いお茶を淹れポットに注ぎます。 スーダンのダルフール地方出身で、現在はチャド東部の難民キャンプに住むナディファさんは言います。「効率的だし、とても役に立ちます。それに薪を探しに行くときに殴られることもありません。」 「この違いは大きいですよ」と彼女は家族8人分の食事を作りながら付け加えました。「ガスからは灰が出ないし、薪も必要ありません」。
ニュースリリース | 13 4 月 2022 急増するコスト、紛争の激化、気候災害の増加により、アフリカ東部の数百万人の難民の未来が絶望的に 最も脆弱な家庭へ食料配給を優先して、資金を有効活用する努力がなされていますが、支援を必要とする難民の数が増加し、ニーズに対する資金不足が拡大しています。過去10年でアフリカ東部の難民の数は3倍近く増え、2012年の182万人から現在では500万人に達しています。去年だけでも30万人が新たに難民となりました。 難民が増加する一方で資金は不足しており、国連WFPは誰が食料支援を受け、誰が受けられなくなるかという難しい決断を迫られています。現在、支援を必要とする難民の70%以上が、資金不足のために全量の配給を受けられていません。