ニュースリリース | 29 4 月 2021
保健省の調査によると、南部のほとんどの地区では、5歳未満の子供の全世界的な急性栄養不良 (GAM)が過去4ヶ月間で約2倍に増加し、16.5%という驚異的な数値を記録しており、栄養面で緊急事態となっています。最も被害が大きかったのはアンブブンベ地区で、急性栄養不良(GAM)が27%を超え、多くの子どもたちの命が危険にさらされています。急性栄養不良の子どもたちは、健康な子どもたちに比べて死亡する確率が4倍高いと言われています。
「この大惨事の規模は想像を絶するものです。この危機を打開し、マダガスカル南部の人々に食料を届けなければ、家族が飢え、命が失われることになります」と国連WFPのアメル・ダウディ上級オペレーションディレクターは、本日、大使や政府高官からなる上級代表団を伴って、最も被害の大きかった地域のひとつであるシアナマロを訪れました。