ニュースリリース | 13 4 月 2024
スーダンでは、農地が戦場と化し、人びとが安全を求めて避難したため、農地や商業が放棄されたままになっています。全国的に現金が大幅に不足しており、度重なる通信障害によって商業活動を維持しようとする努力が妨げられています。スーダンの食料価格は昨年比で73%、5年間の平均を350%も上回っており、通貨切り下げによってさらに高騰しています。南スーダンとチャドでは、貿易の中断と大規模な人口移動が資源を圧迫し、飢餓を悪化させています。
「戦争は農業、商業、国内経済を破壊し、人びとを空腹に、そして無一文にさせ、スーダン、南スーダン、チャドの何百万人もの人が、飢餓の危機にさらされています」と国連WFPのシンディ・マケイン事務局長は言います。「今すぐ戦闘を止めなければ、この地域はやがて世界最大の飢餓危機になるかもしれません」
スーダンのリーンシーズン(農閑期)はすぐそこまで来ています。