ニュースリリース | 29 4 月 2015
国連WFPは、食糧を必要としている140万人を対象に、今後3ヶ月間、食糧支援を行う計画です。活動にかかる費用は1億1,650万米ドル(およそ約140億円)と見積もられています。地震発生前よりネパール国内に備蓄していた米を、29日にはゴルカで配り始める予定で、食糧を積んだ国連WFPのトラックがすでにゴルカに入っています。しかし、道路状況が悪く地滑りも発生するため、被災地への道のりは困難です。特にアクセスが難しい奥地の村には、ヘリコプターを飛ばして食糧を届ける予定です。今後数日間の間に、バングラデシュやドバイから、栄養強化ビスケットなどの緊急支援用の食糧がネパールに着く予定です。また、国連WFPは、他団体の支援要員や救援物資の輸送をサポートしています。昨日は、マレーシアで国連WFPが運営する国連人道支援物資備蓄庫から、仮設病院や医療用品、支援要員が到着しました。