ストーリー | 29 9 月 2014
9月8日(月)、国連WFPアジア地域局長の忍足謙朗(おしだり・けんろう)が、人道支援のプロとして、NHKの人気番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』に登場しました。(番組の詳細はこちら。)忍足は国連WFPに25年以上勤務し、東欧、アジア、アフリカの紛争地などで人道支援に携わってきました。その忍足がこの9月末で国連WFPを退職します。四半世紀にわたる支援活動について、忍足に話を聞きました。- 国連WFPで支援活動に従事する中で、最も心に残った出来事はなんですか?1999年、コソボ紛争のときです。ユーゴスラビア軍がコソボのアルバニア系住民を迫害し、80万にも及ぶ人が隣国のアルバニアやマセドニアや、コソボ内の山中などに逃れていました。NATO軍の介入により紛争がおさまり始めたとき、私は小麦を積んだトラックの車列とともに、国連WFPの支援チームの第一陣としてコソボに入りました。