ストーリー | 16 1 月 2019
深刻な干ばつの影響に苦しむ、アフリカ東部の「アフリカの角(Horn of Africa)」地域。国連WFPは同地域のケニアで、干ばつに強い農業を推進しています。灌がい施設の整備とともに、小規模農家から学校給食の食材を購入することで安定収入を支えています。
誇れる父親になりたい
ジャクソン・アクレ(44歳)はケニア北部のトゥルカナにある小規模農家組合の一員です。この組合は国連WFPの支援により、かんがい施設を導入しました。
ジャクソンは若い頃に視力を失ったため、自分で農作業をすることができませんが、合計1.8ヘクタールある土地の収穫高をあげるため、日々熱心に取り組んでいます。二人の妻だけでは人手が足りないため、畑で働いてくれる人を雇っています。ジャクソンには14人の学校に通う子どもがいますが、一番上の子どもは今年中学校を卒業します。