ストーリー | 05 6 月 2023
スーダンの紛争は、2ヶ月近く経った現在も、数十万人が周辺国への避難を続けており、脆弱な地域全体で飢餓の危険度が高まっています。紛争は、すでに厳しい状況にあった食料不安と栄養不良のレベルを押し上げています。国連WFPをはじめとする人道支援機関は少ない資金でのやりくりを余儀なくされています。
それでも、国連WFPはスーダン国内だけでも、戦闘の影響を最も強く受けている約600万人に食料支援を提供する予定です。この地域はまもなく雨季に入り、スーダンの穀倉地帯での食料生産が危惧される中、私たちの支援はより重要になっています。
「スーダンでの戦闘勃発前から、東アフリカにおける非常に高い人道的なニーズがありました。」国連WFPのマイケル・ダンフォード東アフリカ地域局長は、ここ数ヶ月の間に襲った干ばつ、洪水、戦闘、経済危機の影響で近隣諸国が既に疲弊していたと述べました。