ストーリー | 11 4 月 2023 恐怖と飢餓: トルコ・シリア地震から2か月 サファさんは夫と家を失いました。彼女と5人の子どもたちは今、鉄橋の下で暮らしています。ムナ・カルムーさんは、家族のためにマーマレード1瓶を買う余裕さえありません。グフラン・シェネさんの子どもは、今は少し落ち着いていますが、トラウマを抱え、時折「地震だ、ママ!」と叫びだします。 2月上旬、トルコとシリアの国境付近で大規模な地震が発生してから2か月が経ちます。彼女たちはいまだにトラウマを引きずりながら、前に進もうと努力している数百万人の一人です。この地震により、5万5千人が死亡し、150万人以上が家を失い、さらに物価高騰が追い打ちをかける中、多くの人が苦しい生活を送っています。 シリア北部の地震被災者にとっては、12年以上にわたる紛争の末に、新たな不幸が重なったことになります。
ニュースリリース | 28 5 月 2008 Joint Press Release with the World Bank, FAO, and IFAD. African leaders and international partners strengthen resolve to deal with short- and long-term effects of global food crisis.
ストーリー | 16 11 月 2022 「Will For Peace~おいでやすこがと学ぶ世界の食料問題~」 2022年、世界ではかつてないほどの食料危機に直面しており、気候危機、紛争、経済的負荷、新型コロナウイルス感染症の影響などが相まって世界で最大8億2,800万人もの人々が飢えや栄養不足に苦しんでいます。さらにウクライナ危機の影響は、食料不安の状況をさらに深刻化・長期化させており、来年も記録的な飢餓に陥るリスクがあるとされています。世界的な食料危機に直面しているなか、日本にいる多くの私たちにとって飢餓を身近に感じにくい面があります。しかし、飢餓は決して遠い国の問題ではありません。
テーマ別ページ 食料システム Failures in food systems fuel hunger and limit livelihoods. Through “systemic food assistance” WFP can help address these issues.
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ニュースリリース | 18 7 月 2024 「世界の食料安全保障と栄養の現状:2024年報告」発表イベント この報告書は飢餓の撲滅、食料安全保障の達成、栄養の改善に向けた進捗状況や、持続可能な開発のための2030アジェンダにおけるSDGsのターゲット2.1および2.2を達成するための主要な課題について詳細に分析します。 2024年のテーマは「飢餓、食料不安、あらゆる形の栄養不良をなくすための資金調達」です。食料安全保障と栄養のための資金調達における現状や不足を探るとともに、食料不安や栄養不良の主な要因に対処し、SDGsのターゲット2.1および2.2の達成に必要な農業・食料システムの変革に向けた、革新的な資金調達の選択肢に関する指針を提供します。
ニュースリリース | 14 3 月 2023 シリア紛争から12年:人口の半数が飢餓に直面、地震によってさらに深まる経済苦 現在シリアでは、人口の50%以上にあたる約1,210万人が食料不安に陥っており、さらに290万人が飢餓のリスクにさらされています。また、最近のデータによると、栄養不良も増加傾向にあり、発育阻害や母親の栄養不良率はかつてないレベルに達しています。 「爆撃、避難、孤立、干ばつ、経済破綻、そして先月、驚異的な規模の地震が起きました。シリアの人びとは驚くほどの立ち直る力(レジリエンス)を持っていますが、耐えられる苦難には限りがあります」国連WFPシリア国事務所のケン・クロスリー代表は言います。 2月6日の地震が発生した時、すでにシリアでは食料価格が高騰していました。国連WFPが食料のインフレ率を把握するために記録している標準的な食料品目は、12カ月間で価格がほぼ2倍になり、3年前と比べると13倍になっています。この上昇傾向は今後も続くと予想されます。