学校に通えない子どもたち:紛争と飢餓が子どもたちの未来を奪う
ストーリー | 2024 年 9 月 23 日
緊急支援
ガザ北部では飢きんが差し迫っています。子どもたちの栄養不良は急速に増加しており、2歳未満の子どもの3人に1人が急性栄養不良または「消耗症」の状態にあります。
壊滅的飢餓に見舞われている人の数はわずか3カ月で倍増し、12月に57万人だったのが110万人まで増えています。
国連WFPは、ガザ地区に住む145万人に、切実に必要とされている食料を毎月提供しています。私たちは、パレスチナでの栄養不良のさらなる悪化を回避するため、すぐに食べられる食料、温かい食事、小麦粉、栄養食品を配布しています。
支援拡大か飢餓、選択肢は明らかです。国連WFPは食料を待機させており、慢性的な食料不足に対処するために、ガザ地区全土の220万人に食料を供給する用意があります。そのためには人道的停戦が必要です。そしてイスラエルが、北部を含むガザ地区への搬入口を増やし、アシュドッド港の使用を許可することが必要です。人道支援スタッフと物資が自由に行き来でき、ガザ地区の人びとが安全に支援にアクセスできるようになることを求めています。