ニュースリリース | 11 11 月 2015 国連WFP、シリア難民の子どもに食事を届ける、無料スマートフォンアプリを公開 ローマ発– 国連の食糧支援機関、国連WFPはスマートフォンアプリ「シェア・ザ・ミール」を新開発し、本日、全世界で公開しました。このアプリを使えば、スマートフォンからワンタップで、シリア難民の子ども達に食事を届けることができます。友人と楽しむディナーの間に、またはオフィスでランチ中に、いつでもどんな場所からでも、食事を「シェア」できます。たった60円の募金で、子ども一人に一日分相当の食事と栄養を届けることができるのです。募金は、国連WFPの学校給食プログラムを通じて、ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の子ども達へ給食を届ける活動に使われます。「世界のどこでも、人と人は、食事をシェアする(分かち合う)というシンプルな行為を通じてつながっています。このアプリではデジタルな方法で食事をシェアできます。
ストーリー | 06 3 月 2014 国連WFPの給食支援で育ったニムドマさん、南米最高峰アコンカグア登頂成功 3月8日の「国際女性の日」を前に素晴らしいニュースです。子どものころ国連WFPの給食を食べて育ち、2008年に17歳でエベレスト登頂を果たしたネパール人女性登山家のニムドマ・シェルパさんが、2月末、南米最高峰のアコンカグア登頂に成功しました。ニムドマさんは世界7大陸最高峰踏破を目指すネパール人女性の登山隊、「7サミッツウィメンチーム」の仲間と共に登り、これで5大陸の最高峰を踏破しました。 今回の登頂は強風や大雪に見舞われ、非常に気象条件の悪い中で行われました。登頂開始から9日目、天気がやや回復し、「7サミッツウィメンチーム」のメンバー7名はこの日が唯一のチャンスだと判断し山頂を目指しました。ところがまた天気が荒れ、メンバーのうち3人は凍傷の危険性を感じたことから登頂を断念。ニムドマさんを含む残りの4名が山頂を目指し、雪嵐と強風が吹き荒れる悪天候の中、見事成功しました。
ニュースリリース | 07 8 月 2013 日本と国連WFP、ガーナとシエラレオネで 創造的な栄養支援プロジェクトを立ち上げ 先日、日本政府は栄養事情の改善に取り組むアフリカ各国政府を支援するため、国連WFPとのパートナーシップをさらに強化することを表明しましたが、この栄養支援プロジェクトはその一環として行われ、特に栄養不良の危険にさらされやすい妊婦、授乳中の母親、および小さな子どもに焦点を当てたものとなります。ガーナ訪問中の阿部俊子外務大臣政務官は7日、WFPのフェリックス・ゴメス西アフリカ地域局次長と会談し、ガーナに100万米ドル、シエラレオネに50万米ドルを拠出することを発表しました。ゴメス地域局次長は、「日本は弱い立場にいる母親や子どもたちの栄養状態を改善するため、積極的に関与し、強いリーダーシップのもとで投資をして下さり、深く感謝申し上げます。
ニュースリリース | 13 9 月 2007 WFP、ハリケーン・フェリックス被災者に対し緊急支援を要請 (和文要約、本文は英文) マナグア発 − WFPは9月13日、ニカラグア北部で猛威をふるったハリケーン・フェリックスの被災者10万人を支援するため、緊急支援に向けて1700万米ドル(約20億円)の拠出を要請すると発表した。 被害を受けた1万戸の家屋のうち80%は全壊。井戸5200基が汚染され、野外トイレ6000基も損壊した。下痢の症状を示す子どもたちが増えており、衛生状態の劣化が懸念されている。また、ココナッツ、バナナ、マンゴー、米など人々の基礎的な食糧となる作物が大きな被害を受けた他、耕作地の塩害により12月期の収量も大幅に減少すると予測されている。 WFPはハリケーン上陸当日から緊急支援を続けており、先週末には151トンの食糧(1万5000人に対する20日分)がニカラグア北部のビルウィの港へ届けられた。今後3ヶ月間は、緊急時用の割当で配給を行い、その後復興支援へと移行する予定だ。
ニュースリリース | 09 6 月 2016 戦闘が激化するイラク・ファルージャ、国連WFPやユニセフなど国連機関が現地へ 6月5日、国連WFP、ユニセフ(国連児童基金)、IOM(国際移住機関)、WHO(世界保健機関)は合同で、暴力から逃れてきた人々を受け入れるために設置された複数のキャンプを訪問しました。この10日間でおよそ1万人が、安全と支援を求めてこれらのキャンプに辿り着きました。軍事攻撃は続いており、町にはまだ5万人の住民が取り残されていると推定されています。イラク政府は、アンバール県で既に避難民となっている6万人を受け入れるため、またファルージャでの動向を見越して、いくつもの避難民キャンプを設置していました。しかし、それらの収容能力は限界に達しており、これ以上の人数を受け入れられない状態です。ファルージャの住民は、激しい暴力に晒されながら生活をしていますが、人道支援機関は1年近く彼らに支援を届けることができずにいました。
ストーリー | 01 12 月 2023 ギニアビサウ:障がいのある子どもが勉学に励む姿に、親は誇りを感じます アダマ・バルデさんは笑顔で朝の食事のベルを鳴らします。 この視覚障がいのある14歳の少女は、杖を使って、蒸米とソースの料理が出される、ギニアビサウの首都にあるベンガル・ブランカ学校の裏にある学校食堂に向かっています。 「学校給食は私に体力を与え、授業の集中力を高めてくれます」と、コンクリートのベンチに座って食事を味わいながらアダマさんは話します。 この西アフリカの国の公用語であるポルトガル語で「白い杖」と訳されるベンガラ・ブランカ学校は、同国初の共生教育学校であり、障がいのある子どももない子どもも一緒に学ぶことができます。
ページ 人事アウトリーチミッション2018 国連WFPは世界最大の食料支援機関として、「飢餓のない世界」を目指し約80カ国で活動を行っています。日本からもジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)などを経て、プロフェッショナルスタッフとして活躍している人が多くいます。 今後さらに日本人の採用に力をいれていくため、2018年8月29日(水)と30日(木)にローマの国連WFP本部から人事担当者が来日し、「キャリアガイダンス」と「キャリアセミナー」を開催します。 国連WFPでは独自にフィットプール(FIT Pool)という採用制度も取り入れています。国連WFPでの仕事やキャリアパスについてご興味のある方は是非ご参加ください! 1.キャリアガイダンス 応募〆切:2018年7月8日(日)
ページ 国連世界食糧計画 日本事務所 WFP 国連世界食糧計画日本事務所は、イタリア・ローマに本部がある国連機関「WFP国連世界食糧計画」の駐日代表事務所として、1996年10月に横浜市西区みなとみらいに開設されました。国連WFPの食料支援活動に対して関心が高まり、一層のご支援をいただけるよう、日本政府との連絡・調整業務、企業や各種団体・NGO との協力関係の推進、および広報活動を行っています。 日本は国連WFP の主要拠出国の一つです。 2023年、日本政府からは2億897万4498米ドルが寄せられ、日本は世界有数の支援国として国連WFPの活動を支えました。また。2023年、国連WFP協会を通じて民間(企業・団体、個人等)からは32億1147万9077円が寄せられました。2024年1月末時点で、57人の日本人の正規職員がアジア、アフリカなど世界各地の事務所に勤務しています。 代表メッセージ
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)
ページ 日本の政府や市民社会との連携 日本政府からの支援 国連WFPの活動は、各国政府および民間からの任意拠出金によって支えられています。 日本政府は国連WFPにとって第6位の拠出国です。2017年、日本政府からの拠出金は1億7520万米ドル(約193億円)に上りました。 日本政府による国連WFPへの支援は、世界の平和と安定に寄与するという日本の政府開発援助(ODA)に対する考え方に沿って、飢餓、貧困、栄養不良の根絶を目指すものです。日本からの拠出金は、緊急支援活動や復興・開発支援などに役立てられています。 毎年、国連WFPは日本政府と政策協議を行い、お互いの 戦略計画に沿ってどのように連携を深めていくかを話し合います。