ストーリー | 06 3 月 2014 国連WFPの給食支援で育ったニムドマさん、南米最高峰アコンカグア登頂成功 3月8日の「国際女性の日」を前に素晴らしいニュースです。子どものころ国連WFPの給食を食べて育ち、2008年に17歳でエベレスト登頂を果たしたネパール人女性登山家のニムドマ・シェルパさんが、2月末、南米最高峰のアコンカグア登頂に成功しました。ニムドマさんは世界7大陸最高峰踏破を目指すネパール人女性の登山隊、「7サミッツウィメンチーム」の仲間と共に登り、これで5大陸の最高峰を踏破しました。 今回の登頂は強風や大雪に見舞われ、非常に気象条件の悪い中で行われました。登頂開始から9日目、天気がやや回復し、「7サミッツウィメンチーム」のメンバー7名はこの日が唯一のチャンスだと判断し山頂を目指しました。ところがまた天気が荒れ、メンバーのうち3人は凍傷の危険性を感じたことから登頂を断念。ニムドマさんを含む残りの4名が山頂を目指し、雪嵐と強風が吹き荒れる悪天候の中、見事成功しました。
ページ 人事アウトリーチミッション2018 国連WFPは世界最大の食料支援機関として、「飢餓のない世界」を目指し約80カ国で活動を行っています。日本からもジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)などを経て、プロフェッショナルスタッフとして活躍している人が多くいます。 今後さらに日本人の採用に力をいれていくため、2018年8月29日(水)と30日(木)にローマの国連WFP本部から人事担当者が来日し、「キャリアガイダンス」と「キャリアセミナー」を開催します。 国連WFPでは独自にフィットプール(FIT Pool)という採用制度も取り入れています。国連WFPでの仕事やキャリアパスについてご興味のある方は是非ご参加ください! 1.キャリアガイダンス 応募〆切:2018年7月8日(日)
ストーリー | 01 12 月 2023 ギニアビサウ:障がいのある子どもが勉学に励む姿に、親は誇りを感じます アダマ・バルデさんは笑顔で朝の食事のベルを鳴らします。 この視覚障がいのある14歳の少女は、杖を使って、蒸米とソースの料理が出される、ギニアビサウの首都にあるベンガル・ブランカ学校の裏にある学校食堂に向かっています。 「学校給食は私に体力を与え、授業の集中力を高めてくれます」と、コンクリートのベンチに座って食事を味わいながらアダマさんは話します。 この西アフリカの国の公用語であるポルトガル語で「白い杖」と訳されるベンガラ・ブランカ学校は、同国初の共生教育学校であり、障がいのある子どももない子どもも一緒に学ぶことができます。
ページ 国連世界食糧計画 日本事務所 WFP 国連世界食糧計画日本事務所は、イタリア・ローマに本部がある国連機関「WFP国連世界食糧計画」の駐日代表事務所として、1996年10月に横浜市西区みなとみらいに開設されました。国連WFPの食料支援活動に対して関心が高まり、一層のご支援をいただけるよう、日本政府との連絡・調整業務、企業や各種団体・NGO との協力関係の推進、および広報活動を行っています。 日本は国連WFP の主要拠出国の一つです。 2023年、日本政府からは2億897万4498米ドルが寄せられ、日本は世界有数の支援国として国連WFPの活動を支えました。また。2023年、国連WFP協会を通じて民間(企業・団体、個人等)からは32億1147万9077円が寄せられました。2024年1月末時点で、57人の日本人の正規職員がアジア、アフリカなど世界各地の事務所に勤務しています。 代表メッセージ
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)
ページ 日本の政府や市民社会との連携 日本政府からの支援 国連WFPの活動は、各国政府および民間からの任意拠出金によって支えられています。 日本政府は国連WFPにとって第6位の拠出国です。2017年、日本政府からの拠出金は1億7520万米ドル(約193億円)に上りました。 日本政府による国連WFPへの支援は、世界の平和と安定に寄与するという日本の政府開発援助(ODA)に対する考え方に沿って、飢餓、貧困、栄養不良の根絶を目指すものです。日本からの拠出金は、緊急支援活動や復興・開発支援などに役立てられています。 毎年、国連WFPは日本政府と政策協議を行い、お互いの 戦略計画に沿ってどのように連携を深めていくかを話し合います。
ニュースリリース | 18 7 月 2024 「世界の食料安全保障と栄養の現状:2024年報告」発表イベント この報告書は飢餓の撲滅、食料安全保障の達成、栄養の改善に向けた進捗状況や、持続可能な開発のための2030アジェンダにおけるSDGsのターゲット2.1および2.2を達成するための主要な課題について詳細に分析します。 2024年のテーマは「飢餓、食料不安、あらゆる形の栄養不良をなくすための資金調達」です。食料安全保障と栄養のための資金調達における現状や不足を探るとともに、食料不安や栄養不良の主な要因に対処し、SDGsのターゲット2.1および2.2の達成に必要な農業・食料システムの変革に向けた、革新的な資金調達の選択肢に関する指針を提供します。
ニュースリリース | 12 9 月 2014 カズン国連WFP事務局長、来日 「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」出席へ 「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」は、日本政府、日本経済団体連合会,日本経済新聞社,日本国際問題研究所の4者による主催で行われます。政界やビジネス界で活躍する世界各国のリーダーや有識者が一堂に会し、女性に関する課題や女性の活躍促進について議論します。安倍晋三首相は、このシンポジウムを「女性版ダボス会議」と位置づけています。 飢餓とたたかう世界最大の人道支援機関である国連WFPを率いるカズン事務局長は、13日に開催されるハイレベル・ラウンドテーブルの分科会「グローバルな課題と女性のイニシアティブ」に参加し、飢餓のない世界をつくる上で女性が果たす重要な役割について所見を述べます。 また、カズン国連WFP事務局長は、日本との戦略的パートナシップをさらに強化するため、政府高官との会談を予定しています。
ニュースリリース | 15 1 月 2014 紛争下の南スーダンで食糧支援拡大中の国連WFP、 支援物資の略奪を非難 ジュバを訪れていたバレリー・グアリニエリ国連WFP東・中部アフリカ地域局長は、「国連WFPは南スーダンで戦闘が始まって数日以内に避難民に対する食糧支援を始め、12月中旬にこの危機が始まってからすでに南スーダンの10万人を支援してきました。私たちは連携機関と共に、毎日、支援をより多くの人に届けていますが、物資の輸送が困難な地域もあり、また私たちの複数の事務所や倉庫から食糧や備品が略奪されるという事態に直面しています。最近では先週木曜にベンティウで略奪がありました。このような行為により、国連WFPの支援活動は大変難しいものとなっています」と述べています。南スーダンは本来であれば多くの地域で収穫期を迎えているはずでしたが、今回の危機の発生により少なくとも20万人が安全を求めて避難しています。
ニュースリリース | 25 9 月 2008 WFP、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ハワード・G・バフェット財団が貧困農家支援計画を合同発表 ニューヨーク発 2008年9月24日 WFP、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ハワード・G・バフェット財団は、ニューヨークで開催中の国連総会で、開発途上国の貧困農家の収入向上を支援する画期的な計画を公表した。この新たな支援計画「パーチェス・フォー・プログレス(Purchase For Progress、略称P4P。「前進のための食糧購入」の意)」は、WFPが途上国の小規模農家から余剰作物を適正な価格で買い取り、それを食糧支援に用いるというもので、貧困農家の収入アップや途上国の地域経済の活性化につながると期待されている。 この支援計画は、今後5年間、特にサブサハラ・アフリカと中米を中心とした21の開発途上国で試験的に行われる。