ストーリー | 20 11 月 2021
8月にハイチ南西部の大部分を襲った大地震で被災した家庭の子どもたちが、学校で温かい食事を無料で提供されています。これは、国連WFPがハイチの最も弱い立場に置かれたコミュニティの復興を支援するために行っている活動の一環です。
午前11時、ハイチ南部の半島西部に位置するジェレミーという小さな町にある国立フィユ・ドゥ・ダム・マリー学校という施設で、ボランティアの調理師2人が、307人の生徒たちに配る食事の準備に大忙しです。
本日のメニューは黒豆を使ったもので、通常よりも調理に時間がかかります。小麦粉、植物油、ねぎ、トウガラシを2つの鍋に入れて蒸します。
ここの生徒たちは、学校名(フィユ・ドゥ・ダム・マリー=マリーさんの娘たち)とは裏腹に女子も男子も、国連WFPの学校給食支援の恩恵を受けています。